中古エアコンのデメリットを知って選ぶ!新品と中古、どちらがお得?

中古エアコンのデメリット エアコン

エアコンは快適な室内環境を作り出す上で欠かせない存在ですが、その導入にはコストがかかることもあります。そこで、中古エアコンの導入を検討する方も増えてきました。しかし、中古エアコンにはデメリットも存在します。本記事では、中古エアコンのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

中古エアコンの価格の魅力や環境への配慮からの選択肢としてのメリットに加え、注意点も押さえておくことが重要です。また、エアコンのメンテナンス方法についてもご説明します。

新品と中古、どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。中古エアコンの選び方とデメリットを把握し、賢い選択をしましょう。

中古エアコンのメリットとデメリット

中古エアコンの価格の魅力

中古エアコンは、新品に比べて安価な価格で手に入れることができます。家計の負担を軽減しながら、快適な室内環境を実現することができます。また、中古エアコンの価格は、使用期間や状態によってさらに変動するため、自分の予算に合わせて選ぶことができる利点もあります。

環境への配慮からの選択肢としてのメリット

中古エアコンの購入は、環境への負荷を軽減する面でもメリットがあります。中古エアコンは再利用品であり、新たに製造する必要がないため、資源の節約につながります。また、中古エアコンの購入は、廃棄物の削減にも寄与します。エアコンの廃棄は環境に悪影響を与えるため、中古エアコンの再利用を選ぶことで、環境への配慮ができます。

デメリットに注意する必要性

中古エアコンにはいくつかのデメリットも存在します。まず、使用状況やメンテナンス状況によっては、故障のリスクが高くなる可能性があります。また、中古エアコンには新品に比べて保証期間が短い場合があるため、故障時の修理や交換に費用がかかることも考慮しなければなりません。

中古エアコンの選び方

商品の状態を確認する

中古エアコンを選ぶ際には、商品の状態をしっかりと確認することが重要です。外観だけでなく、内部の部品や機能性も確認しましょう。劣化や故障の兆候がないかを注意深くチェックし、安心して使える状態のものを選びましょう。

ブランドや機能性を比較する

中古エアコンを選ぶ際には、ブランドや機能性も比較することをおすすめします。信頼性のあるブランドの製品や、自分のニーズに合った機能を持つものを選ぶことで、安心して使用することができます。

専門家のアドバイスを受ける

中古エアコンの選び方に迷った場合は、専門家のアドバイスを受けることも一つの方法です。エアコンの専門知識を持つ人に相談し、適切な製品を選ぶことで、トラブルを避けることができます。

 

中古エアコンのメンテナンス方法

中古エアコンを選ぶ場合、メンテナンスの方法をしっかりと把握しておくことは非常に重要です。適切なメンテナンスを行わないと、エアコンのパフォーマンスが低下したり、故障の原因になる可能性があります。以下では、中古エアコンのメンテナンス方法について詳しく解説します。

🔧 フィルターの清掃と交換

エアコンのフィルターは空気中のホコリや汚れを取り除く重要な役割を果たしています。中古エアコンの場合、フィルターが使用済みである可能性があるため、定期的な清掃や交換が必要です。フィルターはエアコンの効率を保つためにも、2週間に1度は清掃し、3か月に1度は交換することが推奨されています。

🔧 定期的なクリーニングとメンテナンス

中古エアコンのメンテナンスには、定期的なクリーニングやメンテナンスも必要です。エアコンの内部にはホコリやカビなどがたまりやすく、これらを放置すると効果が低下したり、故障の原因になったりする可能性があります。定期的なクリーニングとメンテナンスを行い、エアコンの効果的な運転を維持しましょう。

中古エアコンでは、目に見えない部分にも汚れやカビがたまっている可能性があります。定期的なクリーニングとメンテナンスを行うことで、エアコンのパフォーマンスを維持することができます。クリーニングにはエアコン用のクリーナーを使用し、内部を丁寧に掃除しましょう。また、エアコンの動作音や冷却効果に異常があれば、早めに専門家に相談することも大切です。

🔧 専門家による点検と修理

中古エアコンは使用歴があるので、定期的な点検や修理が必要となる場合があります。特に、年に数回の点検を専門家に依頼することで、未然に故障を防ぐことができます。定期的なメンテナンス契約を結ぶこともおすすめです。また、故障や不具合が生じた場合は、専門の修理業者に依頼することで、安心して修理を行うことができます。

中古エアコンのメンテナンスは、使用者自身がしっかりと行うことが大切です。定期的な清掃やメンテナンスを怠らず、専門家による点検や修理を受けることで、中古エアコンの寿命を延ばし、快適な室内環境を維持することができます。是非、中古エアコンのメンテナンスについても意識してみてください。

新品と中古、どちらがお得?

エアコンを購入する際に迷うのが、新品と中古のどちらを選ぶべきかという点です。まずは、予算とニーズを考慮して選びましょう。

予算とニーズに合わせて考える

中古エアコンの大きな魅力は、なんと言ってもその価格です。新品と比べて中古エアコンは格段に安く手に入れることができます。予算に制約がある場合や、一時的な使用を目的とした場合には、中古エアコンを選ぶのも良いでしょう。しかし、注意が必要なのは、中古エアコンの品質や耐久性が新品に比べて不安定である可能性がある点です。中古品の場合、使用状態やメンテナンスの行き届き具合によって異なりますので、購入前にしっかりと確認することが重要です。

長期的なコスト面での比較

一方、新品のエアコンは価格が高いというデメリットもありますが、長期的な視点で見るとお得な場合もあります。新品のエアコンはメーカーや製品によって保証期間があり、アフターサービスも充実しています。故障やトラブルが発生した場合、メーカーのサポートを受けることができるため、安心して使用することができます。また、新品のエアコンは最新の技術が採用されており、省エネ効果が高いため、長期的には電気代の節約にもつながります。

保証やアフターサービスの存在を考慮する

中古エアコンを購入する際には、万が一の故障やトラブルに備えて保証やアフターサービスの有無も確認しておきましょう。中古エアコンの場合、店舗や個人売買などで購入することが多いですが、その際には売り手からの保証やアフターサービスがあるかどうかを確認しましょう。故障した場合に自己負担で修理や交換をしなければならないということがなく、安心して使用することができます。

以上が、新品と中古のエアコンを比較する際のポイントです。予算やニーズ、保証やアフターサービスの有無など、様々な要素を考慮して適切な選択をしましょう。せっかくのエアコンの導入ですので、快適な室内環境を作り出すためにも、慎重な判断を心掛けましょう。

新品のエアコンを選ぶメリット

新品のエアコンを選べば、お気に入りのメーカーやモデルを選んで購入することができます。

セールやポイント還元のシーズンを狙ったり、お得な買い物をする楽しみもありますね。家電量販店で最新のエアコンのデザインや機能をチェックして、自宅に取り付けるイメージを思い描いてみるのもいいですよ。

今は冷蔵庫やテレビ、洗濯機など、大型家電には長期保証が付けられたり、購入時に一緒に申し込むことができます。最初の1年間はメーカー保証で、2年目からは店舗保証で修理対応してくれることが多いです。

保証内容は段階的に薄くなっていきますが、最大で5年まで部品代だけで修理してくれたり、修理ができない場合には無償で代替モデルを取り付けてくれるなど、保証サービスは新品のエアコンを購入する際の大きな利点です。

新品のエアコンは購入時に高く感じるかもしれませんが、保証や工事費も込みの価格で、家電量販店やネットで購入すれば安心感もありますよ。

また、取り付け工事は家電量販店やネットショップが提携している専門業者を手配してくれるので、取り付けの際に大きなトラブルが起きにくいのもポイントですね。

フリーの業者によっては、冷媒ガスを入れる時に機器を使わなかったために真空引きが行われていない場合があります。その結果、実際にエアコンを動かしてみるとお部屋が十分に冷えないなどのトラブルが発生する可能性があります。

冷媒ガスはエアコンの重要な部品なので、事前に真空引き工事をしてもらえるか確認するなどの準備をすることが重要です。

家電量販店やエアコン通販サイトでは、こうしたトラブルを防ぐ工夫がしやすいです。

また、事前に下見などのサービスを利用することもあります。
例えば、エアコンの取り付けに必要なパーツが自宅の構造上足りないことが当日の取り付け作業で判明した場合に、別の日に取り付けを行う手間を避けるために事前に下見を行うことが有効です。

豆知識

法改正が行われ、2023年10月1日以降のエアコン工事をする場合、「建築物石綿※含有建材調査者」が設計図書等を基に、石綿含有の有無を事前に調査することが義務付けられました。

石綿は皆さんも一度は聞いたことがる「アスベスト」のことを指します。
平成18年(2006年)9⽉から製造・輸⼊・使⽤などが禁⽌になっていて、それ以前に着⼯した建築物等にはアスベストを含む建材や塗料が使⽤されている可能性があることから、事前調査が義務付けられ、その調査は誰でもができるわけではなく、有資格者が行わなければならないのです。

それにより、何が起きるかというと、もし事前調査が必要な方の場合は、事前調査費用(数千円)がかかり、さらに調査でアスベストが見つかった場合は、石綿対策工事(1万円前後)が必要になります。さらに、この調査を行う業者の手配などを先に行わなければならないため、すぐにエアコンがほしくても工事をまたされることになりますので注意が必要です。

対象となるかどうかのポイントは以下になります。

まずエアコンの配管穴が空いているかどうかです。
穴が空いていない場合は、建物の着工日の確認が必要で以下の場合は事前調査が必須になる方です。

  1. 建物の着工日が2006年8月31日以前の場合
  2. 穴は空いているが購入したエアコンの機種などによってその穴を拡張したりする場合で、着工日の確認ができない場合
  3. 建物の着工日が2006年9月1日以降で石綿含有していないことが証明できなかった場合

もしも上記に当てはまる建物で、エアコンの購入を考えている方は、事前にネットショップや家電量販店、町の電気屋さんなどに問い合わせてみましょう。

 

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